
アプリ広告は実は不必要、意外な落とし穴

広告を出したいと考えるときに、web上だけではなくアプリ上にも出稿しようと検討する人もいます。近頃は多くの人が様々なアプリを活用しているので、新規顧客獲得のためにはアプリ広告が最適だと考えるかもしれません。
しかしながら、このタイプの広告には意外な落とし穴があります。せっかく出稿しても効果が得られないという可能性が高いので、どのような落とし穴があるのか知っておくと良いでしょう。
web広告とアプリ広告の違いに気を付けよう
アプリ広告の場合は、クリック率が高いように見えて無駄クリックが多いという問題があります。web広告と異なり、アプリの場合は広告を見なければ先に進めないという仕組みが用意されていることが多いです。
つまり、クリックしてくれた人の全てが製品やサービスに興味を持っているわけではなく、アプリを使うために仕方なくクリックしているケースもあります。たくさんの人が押してくれたとしても、きちんと見てもらえない、興味を持ってもらえなければ意味がないです。
アプリ利用者は表示されたものを仕方なくクリックしているケースが多いため、興味を持ってもらうどころか製品やサービスが嫌になってしまう人もいると理解しておきましょう。
アプリ広告ではCookieを使えない!
Cookieを使えないことも大きな問題です。広告を見てくれた人を特定するためにはCookie情報の収集が必要不可欠ですが、webの場合と違ってこれを取得することができません。
webに出稿する場合と比べるとユーザー情報を集めにくいので、効率的にマーケティングが進められないという問題も発生します。
費用が高くなりがちなところも落とし穴です。web広告より費用が高くなるケースが多いため、費用対効果がイマイチになってしまうケースが多いと言えます。
見かけのクリック率が高いことで高い料金に納得してしまうかもしれませんが、本当はあまり効果がないものに莫大な費用をかけることになるケースが多いと覚えておくべきです。コスト面でデメリットが大きいことからも、アプリ広告が良いとは言えません。
もちろん、上手く活用すればアプリ広告が効果的なケースもあります。けれども、実際には料金の割に十分な成果が得られていないケースがほとんどです。
これから広告を出すことを考えているのであれば、まずはアプリ広告に対する理解を深めておくことをおすすめします。特徴を知ると不必要であることが分かるので、そこまで知った上でどのような判断にするか慎重に考えてください。
