ネットショップを運営するにあたり欠かすことができないものとしてバナーが挙げられます。日本語に訳すとバナーは旗を意味していますが、これは店頭などに掲げているのぼり旗と同じ様に、インターネット上でお店のことを認識してもらうために広く使われています。

目を引く場所に設置する以外にも、限られた情報により興味を持ってもらって、クリックしてもらうことが何よりも重要です。バナー広告のデザインを変えて認識されやすくするためにはどのような注意が必要なのかを、しっかりと頭に入れておくことが大切です。

バナー広告におけるデザインの重要性

まず最初にバナー広告のデザインを変える上で押さえておきたいポイントとしては、どのようなことを伝えたいのか、どこに掲載するのかを明確にするようにしましょう。バナーにより伝える内容や掲載する場所、サイズがそれぞれ大きく異なるのです。

自分自身が当たり前に知っている情報であったとしても、バナーを見る人にとってはわかりにくいことがあるかもしれません。誰が見てもわかりやすい内容にすることが大前提であることを覚えておきます。

自分自身がクリックしたくなるバナーを考えると、特に考えることもなく無意識的にクリックをしているはずです。このようにネットショップに訪れた人たちも、第一印象で無意識的に判断しているのです。

だからこそバナーの大半を占める写真や素材の選び方は非常に重要となります。

キャッチコピーは簡潔に！

そして少ない情報であるからこそ、キャッチコピーにはしっかりとこだわりたいところです。バナーに文字情報を入れるのは、その先にどのような情報があるのか、文字がなければ伝わらないからです。

しかしあまりにも多くの文字を詰め込みすぎてしまうと、反対に何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。キャッチコピーは簡潔で伝わりやすい言葉であるかどうかを確認しましょう。

そして色の活用でイメージをコントロールすることも重要です。安さを強調したい、目立たせたいのであれば、赤や黄色使うことで注意を促す効果が期待できます。

ブランドのイメージに合わないこともあるかもしれませんが、コントラストやサイドを低めに設定することにより、うまく馴染むことができるでしょう。場合によっては季節ごとに変わる商品、購入者に対するインタビューなど、シリーズ物としてページに連載していることがあるかもしれません。

このような場合には、規則性を持たせたいところです。中にはシリーズを楽しみにしていたり、購入には至らないけれども興味を持ってくれている見込み客がいるはずです。

このような時に全く違うデザインのものであれば、同じシリーズとして認識してもらえなくなってしまいます。