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対象ユーザーを絞り込み見込み客を増加させる方法

ユーザーの多様化への理解と絞り込み

Webサイトを運営するにあたり、コンバージョン率は成否に関する大きな指標になります。これは目標に到達した数を分子とし、目標到達のファーストステップに入った数を分母として計算します。

いずれにせよ、見込み客を増やさない限り、この割合が増えていくこともありません。そこで重要になるのは網羅的な戦略をいったん停止させることです。

幅広く実施したほうが稼ぎやすいと考える人も多いでしょう。たしかにそのようなジャンルもありますが、Webマーケティングにおいては適切な方針とはいえません。

その背景にあるのはユーザーの多様化であり、それを理解していないと抜本的な改善につなげられないです。これを踏まえたうえで対象ユーザーの絞り込みを実施しましょう。

ユーザー範囲を広く取っていた場合、商圏を狭めるよような行為だと感じられるかもしれません。そのようなネガティブな視点で実施すると、絞り切れずに失敗するリスクが高まります。

そうではなく、選択と集中というキーワードを思い浮かべてください。対象ユーザーの絞り込みとは、まさにこれらの実施に他なりません。

レスポンスを期待できないユーザーにまで、リソースを割くのは効率が悪いです。それなら購買行動をとる可能性が高いユーザーだけに限定したほうが良いでしょう。

コンバージョン率を高めるには、さまざまな面で効率を高めなければなりません。ユーザー範囲が広いということは、それだけ選択肢を絞り切れていないことを意味します。

意思決定の鈍さがビジネスチャンスの縮小につながりかねません。見込み客を増やしたくても、レスポンスが早い接触を試みるのは不可能です。

ただし、やみくもに絞り込むのも間違いなので注意してください。ユーザーの属性を最大限に考慮したうえで、的確に分類していくことが前提となっています。

 

ユーザーの分類にデータは必須!

ユーザーの分類にデータは欠かせないので、それらを収集する方法についても検討が必要です。アクセス分析だけでは不十分なケースもあるため、場合によってはアンケート調査なども盛り込んでいきます。

そうして4割程度に絞れたら、それを2割に限定するための施策を行いましょう。このように段階的に進めることで、誤って一気に対象外にしてしまうリスクを抑えられます。

見込み客をたくさん取りこぼす事態になると、ユーザー範囲を絞り込んでも無駄になってしまいます。いろいろな方面から検証することで、できるだけリスクを小さくすることがポイントです。